【TOEIC】スコアが8ヶ月で約100点アップした時の学習内容を全部紹介

TOEIC

TOEICのスコアが 865 (L480, R385) → 970 (L495, R475) へアップした時に私が実際やっていた学習内容を書いていきます。

一言でいうと「公式問題集をしっかりじっくりやった」ということに尽きるのですが、具体的にどういうことをやったのかを思い出しながらなるべく詳細に書いていきたいと思います。

この学習をしていたのは2013年頃です。記憶が若干あいまいな部分もあるので、学習時間や内容は実際と少し違う可能性もあります。

TOEIC100点アップ時の学習内容詳細

【使用したテキスト】

TOEIC公式問題集(当時の最新のもの)
出る単特急 金のフレーズ(私がやっていたのは旧バージョン)

【学習期間】

8ヶ月くらい

【学習時間】

聞き流し1日90分×7-80日=105-120h
シャドーイング1日20-30分×60日=20-30h
ディクテーション1日10分×40-50日=6-8h
音読1日15分×7-80日=17-20h
ボキャビル系1日20-30分×120日=40-60h
合計188-238時間くらい
上記の1日の学習時間は大体平均でこれくらいかなという時間です。例えば音読の場合、1日1時間やった日もあれば5分くらいの日もあって、平均すると15分くらいだったかなという感じです。

【学習内容・リスニングセクション】

聞き流し

  • リスニングCDを毎日できるだけ聞き流しした
  • 平均すると1日1.5時間くらい、多いときは3時間4時間聞いた日もあり(逆に気分がのらなくて全くやらない日もあり)
  • 主に通勤時に聞いていて、行き帰り1回ずつを1ヶ月半~2ヶ月くらい続けた
  • 公式問題集のTEST1、TEST2それぞれ1ヶ月半~2ヶ月なので、合計3~4ヶ月やっていた

そんなに集中して聞いていたわけではなく、ほんとに「聞き流す」という感じでやってました。

シャドーイング

  • 聞き流しに慣れてきたころから、シャドーイング(聞こえたとおりに発音する)をやった
  • 簡単なところ(Part1-2)は等倍速、難しくなってきたら(Part3-4)0.7倍速でやった
  • 速度の変更はSpeaterというiPhoneアプリを使用

歩きながら超小声か、電車の中で声を出さずにやるというのもよくやってました。(声に出さないのをシャドーイングと言えるのかどうかは不明)

ディクテーション

  • リスニングCDのディクテーション(聞こえたとおりに英文を書きだす)をやった
  • 紙に書くのではなく、スマホやPCに入力
  • これもTEST1、TEST2両方やった

ディクテーションは、主に仕事の昼休みにやカフェなどで気が向いたときに少しずつ(10分とか)やっていました。

単語・熟語・表現などの確認

  • ディクテーションが終わったら、わからない単語・熟語を全て丁寧に調べた
  • 英和と英英辞典両方を使って調べた
  • 調べた意味などを書く作業はあまりしなかった
単語は書くことはあまりしませんでしたが、聞き流しや音読が復習になりけっこう覚えられました。

音読

  • 音読は、1ページを複数回(5回とか10回)をワンセットで読んだり、1回で数ページ読んだり、その日の気分で気が向いたときにやっていた
  • トータルではすべてを2-30回くらい読んだと思う
音読をするときはあまり意味を考えすぎず、ただ声に出して読むという感じでやってました。

【学習内容・リーディングセクション】

単語・熟語・表現などの確認

  • リスニングセクションと同じように、わからない単語・熟語をすべて丁寧に調べた
  • 英和と英英辞典両方を使って調べた
  • Part5の文法問題はあまり深くは考えたり調べたりしなかった(最初は理解しようと努めたが解らないこと多数で断念)

音読

  • 音読もリスニングセクションと同じように、1ページを複数回(5回とか10回)をワンセットで読んだり、1回で数ページ読んだり、その日の気分で気が向いたときにやっていた
  • トータルではすべてを2-30回くらい読んだと思う
  • これが単語・表現のいい復習になり、自然と覚えられた

【学習内容・その他】

  • 「出る単特急 金のフレーズ」という単語本を隙間時間にちょこちょこ読んだ
  • 最初に一通り読んで知らなかった単語にチェックを入れ、2回目からはチェックの入った単語のみ確認した

この本は、フレーズと共にちょっと面白いコメントやトリビアが添えて合って楽しく学習できました(あと著者のTOEIC愛が伝わってきて、TOEIC学習のモチベーションがあがる)

まとめ

この学習では、「労力を少しだけ使う。簡単なことを大量に行う。」という方針でやっていました。

「単語や表現を調べて理解する」、「ディクテーションをする」という作業は(私にとってはすごく)労力のいる作業なので、気が向いたときに少しずつ(5分とか10分)やっていました。

その代わり「聞き流し」は労力や頭を使わない簡単な学習なので、できるだけたくさんやるように意識していました。

音読とシャドーイングは中間の労力という位置づけでやる量もその中間くらい。

労力を使う学習で「わからないことを理解する・知らなかったことを知る」作業を行い、簡単なことを大量に繰り返す学習で「理解・知ったことを定着させる(=復習)」という流れです。

この方法だと学習がキツくなく、そして思っていた以上に効果的でした。

解らなかったことがわかって、定着してく実感も有ったので「英語力あがってるぞ~」と思えて楽しかったです。(音読なんかは作業自体がけっこう私は好きです。カラオケ的な?)

この学習方法かなりお勧めなので、ぜひ一度お試しあれ!

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